ミス発覚恐れ投薬時刻書き換え 入国警備官を減給 大村入国管理センター

 大村入国管理センター(大村市古賀島町)は25日、収容者に対する投薬時刻のミス発覚を免れるため記録表の時刻を書き換えたとして、20代男性入国警備官を同日付で減給1カ月(100分の5)の懲戒処分にしたと発表した。
 同センターによると、男性は8月13日、6時間の間隔で服用することになっていた解熱鎮痛剤を、誤って4時間20分しか空けずに収容者に投与。間隔に問題がなかったことを装うため、記録表の投薬時刻を書き換えたという。
 男性の上司が書き換えられていたことを不審に思い発覚した。同センターは「今回の事案を厳粛に受け止め、再発防止に向けて取り組む」としている。

 


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