スペイン紙「アス」はフランス1部パリ・サンジェルマンの同国代表FWキリアン・エムバペ(22)がトーマス・トゥヘル監督の解任に不満を示し、クラブとの契約延長に応じない方針と伝えた。
同紙によると、新監督に就任予定のマウリシオ・ポッチェティーノ氏(48)にフランス人ストライカーの残留を約束していたものの、エムバペ本人がトゥヘル監督の解任に立腹しているという。そこで「パリのクラブでリニューアルに近づいているように見えるが、彼は他チームの方を向いている」とし、契約延長を保留すると伝えている。
エムバペの契約は2022年6月末まで。来夏にも移籍の可能性がささやかれている中、同紙は「レアル・マドリードはエムバペのサインを得るため、スタートラインの一番手にいる」と報じるなど、トゥヘル監督の解任でスペイン移籍が加速しているようだ。
パリSGのレオナルドSD(スポーツディレクター)はエムバペとの契約延長に「話しはしている」と地元メディアに話し、自信を見せていたが、突然の監督交代で今後の去就は微妙となってきたようだ。Rマドリード以外にもイタリア1部ユベントスが獲得に興味を示している中、今シーズン終了後、エムバぺはどこに向かうのだろうか。