成人式の中止や延期 長崎県内19自治体に

県内自治体の成人式予定

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、新年の成人式について、県内全21市町のうち、28日までに19市町が中止や開催延期を決めた。残り2自治体のうち、東彼東彼杵町は1月3日に、壱岐市は同10日に開催を予定しているが、今後の感染状況を踏まえ判断する。
 中止は五島市、平戸市など12市町、延期は長崎市、佐世保市など7市町。23日に県が5段階の感染ステージを「2」(感染者の漸増)から「3」(増加・拡大)に引き上げたことを受け、各自治体が人の移動による感染拡大を防止する観点などから判断した。
 東彼杵町と壱岐市は、現時点では感染防止対策を徹底して実施予定。成人式までに当該自治体で感染者が確認された場合、東彼杵町は中止や延期を判断、壱岐市は開催の可否を協議するとしている。

 


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