寒さ続く 日本海側は1月6~7日ごろから再び大雪に 気象庁早期天候情報

低温に関する早期天候情報。出典:気象庁ホームページ

日本付近は向こう2週間ほどは、寒気の影響を受けやすい見込み。西日本は九州南部で1日(元日)に気温が平年よりかなり低く、北日本でも2日(土)~3日(日)にかけて、気温が平年よりかなり低くなりそうだ。  

 その後も気温の低い日が多い予想で、西日本は6日(水)ごろからの5日間ほど、東海や北陸、北日本は7日(木)ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり低くなる可能性がある。

このため、気象庁は北日本や北陸、東海、西日本に「低温に関する早期天候情報」を発表し、水道管の凍結や、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。  

大雪に関する早期天候情報。出典:気象庁ホームページ

また、強い寒気が南下する影響で、近畿日本海側や山陰は1月6日(水)ごろからの5日間ほど、東・北日本の日本海側は1月7日(木)ごろからの5日間ほどは、降雪量が平年よりかなり多くなる可能性があるとして、あわせて「大雪に関する早期天候情報」が発表された。

年末年始に大雪となった所を含めて、再び大雪となる可能性があるため、農作物や農業施設の管理に注意すると共に、交通障害や除雪などの対応に注意する必要がある。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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