鎌倉インテル、市内初の人工芝グラウンド建設へ 市民も利用可能 総工費の一部、CFで調達 

グラウンド建設を発表した鎌倉インターナショナルFC関係者ら=鎌倉市

 神奈川県社会人サッカーリーグ2部「鎌倉インターナショナルFC」(鎌倉市)は、同市深沢地区に市民利用も可能な人工芝グラウンドを建設すると発表した。「鎌倉みんなのスタジアム」と題したプロジェクトで、総工費約1億円の一部をクラウドファンディング(CF)で募る。今年2月着工、4月の開業を目指す。

 建設予定地は、市が「ウェルネス」をテーマに土地利用を計画する深沢地域整備事業用地。人工芝グラウンド(縦100メートル、幅64メートル)は市内初で、クラブハウスなども整備する。

 一般社団法人鎌倉スポーツコミッションが管理・運営し、年間約5万人の来場を見込んでいる。CFの目標額は3千万円(3万円から)で、賛同者は施設の優先利用権などが得られるという。

 同FCは2018年1月に設立し、50人が所属。今季はリーグ優勝に輝いた。オーナーの四方健太郎さん(41)は「一人一人がオーナーシップを持ち、この場所を育ててほしい」と話している。

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