スコティッシュ・プレミアシップ第22節が２日に行われ、レンジャーズとセルティックの“グラスゴー・ダービー”が実現した。
スティーブン・ジェラード監督の下、リーグ戦未だ無敗の20勝1分でクラブ史に残る快進撃を続けるレンジャーズ。別名“オールドファーム・ダービー”とも呼称される宿敵セルティックとの一戦は、ポスト直撃のシュートを浴びるなど押し込まれる場面が目立つ。それでも、38歳ベテランGKアラン・マクレガーを中心に懸命な守備を見せ、スコアレスで試合を折り返す。
数多のピンチを防いだレンジャーズは、後半に入り転機が訪れる。62分にアルフレッド・モレロスを後ろから倒したニル・ビトンが一発退場となり、レンジャーズが数的優位に。すると70分に右で得たCKからジェームズ・タヴェルニエがクロスを送り、ジョー・アリボが頭で逸らす。相手DFのOGを誘発し、レンジャーズが値千金の決勝弾を奪取。1-0で勝利したレンジャーズがリーグ14連勝を達成して、２位セルティックとの勝ち点差を19ポイントまで広げた。
