【高校サッカー】8強は〝東高西低〟…西日本勢が全滅

全国高校サッカー選手権の3回戦が3日に行われて、出揃った8強は〝東高西低〟の傾向が顕著になった。

3回戦の結果、準々決勝に進出した顔ぶれは昌平(埼玉)、矢板中央(栃木)、市立船橋(千葉)、堀越(東京A)と関東勢が最多の4校となり躍進が目立った。

さらに山梨学院(山梨)、富山第一(富山)、帝京長岡(新潟)、青森山田(青森)とすべて東日本の高校が占め、西日本勢が〝全滅〟する異例の状況となった。

今後の優勝争いは、超高校級ストライカーとして注目が集まるMF松木玖生(2年)を擁する昨年度準優勝の青森山田、J1鹿島に入団するMF須藤直輝(3年)とMF小川優介(3年)を始めJクラブ内定者4人を擁する昌平が中心となりそう。東日本の高校の強さが際立つ大会と言えそうだ。

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