【東京五輪】組織委が残り200日メッセージを発信 皮肉にもコロナ陽性のバド桃田も登場

大会組織委員会のメッセージに登場した桃田

今夏に延期した東京五輪開催まで残り200日となった4日、大会組織委員会は公式サイト内に特設ページを立ち上げ「今日もまた、前を向こうとする人がいる」などのメッセージ発信した。

組織委は「史上初の大会延期という未曽有の事態において、練習の制限や競技大会の中止など困難な状況にあっても前を向き、日々努力を続けるアスリートと共に、東京2020組織委員会も大会開催のその日まで一歩ずつあゆみを進めて参ります」としている。

また、組織委はコロナ禍の厳しい環境下で大会へ向けて準備を進めている5人のアスリートの言葉も紹介。そのトップバッターに起用されていたのが、皮肉にも新型コロナウイルスのPCR検査で陽性が発覚したバドミントンの世界ランキング1位・桃田賢斗(26=NTT東日本)だった。

事前に準備されていたメッセージの中で、桃田は「周囲に迷惑かけて、心配かけて…。そのたびにみんなが助けてくれる」と思いを語りつつ「2020年は明るいニュースがあまりなかったので、スポーツの力で日本中を明るくできればとも思います。いつ何が起こるか、本当に分からない。だからこそ、一日一日を悔いのないように全力で頑張る」と話していた。

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