パドレスが昨年末にレイズからブレーク・スネル投手（２８）、カブスからダルビッシュ有投手（３４）と左右のエースを相次いでトレードで獲得したニュースは米球界を驚かせた。
スネルは２０１８年に２１勝５敗、防御率１・８９の好成績で最多勝と最優秀防御率を獲得。ア・リーグのサイ・ヤング賞に輝いた。昨季は４勝２敗、防御率３・２４だった。ダルビッシュは昨季１２試合でナ・リーグ最多の８勝（３敗）を挙げ、日本投手初の最多勝に輝いた。防御率２・０１、９３奪三振もマークし、サイ・ヤング賞投票で２位に入っている。
そのパドレスはこのオフのＦＡ市場の目玉であるレッズからＦＡのトレバー・バウアー投手（２９）の争奪戦にも参加しているが、影響はあるのか。
米大リーグ公式サイトは３日（日本時間４日）に「今オフ精力的に取引しているパドレスが、なおもバウアーを追いかけると考えることはこじつけとはいえない」とバウアー獲得に動いている可能性を示唆した。
バウアーが昨年の大みそかに自身のツイッターでクリスマスをサンディエゴで過ごしたことを明かし、「美しく、リラックスしていて、景色が良いサンディエゴ大好き。間違いなく時間を過ごせる」と美しいサンセットの中をドライブする動画を投稿したことなども紹介した。
パドレスがバウアー獲得に成功すれば先発投手陣は間違いなくメジャー最強。悲願のワールドシリーズ初制覇へ大きく前進することになるが…。
