長崎県警対馬南署(森田明彦署長)はこのほど、特殊詐欺被害を防いだとして、対馬市厳原町のファミリーマート対馬厳原大手橋店の従業員、中島幸子さん(40)に感謝状を贈った。
同署によると、中島さんは昨年12月11日、来店した60代の女性が携帯電話で通話しながら店内の端末を操作し、電子マネー30万円分の購入申込書をレジに持ってきたことを不審に思い、女性客を説得。店長を通じて同署に通報した。
森田署長は同署であった贈呈式で「機転の利いた、迅速な対応で被害を未然に防いでいただいた」と感謝。中島さんは「これからも特殊詐欺の被害が発生しないよう、困っているお年寄りの方などには積極的に声掛けしていきたい」と述べた。
機転利かせ詐欺防ぐ コンビニ店員に感謝状 対馬南署
- Published
- 2021/01/06 12:00 (JST)
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