Rソシエダード ウーデゴールの後継者に〝韓国の至宝〟イ・ガンイン獲得へ

韓国代表MFのイ・ガンイン(ロイター)

スペイン1部バレンシアに所属する〝韓国の至宝〟ことMFイ・ガンイン(19)が、同国屈指の強豪クラブにステップアップを果たしそうだ。

イを巡ってはバレンシアでハビ・ガルシア監督(50)との確執が取りざたされており、クラブと本人の双方が今後の移籍を希望しているとみられる。

そうした状況の中、スペインメディア「GOLデジタル」は「レアル・ソシエダードが獲得に乗り出す」と報じた。Rソシエダードは近年スペインで上位争いの常連になりつつあり、今季も来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の3位と躍進している。

クラブ側は昨季期限付き移籍で攻撃陣の中心としてプレーし、今季は保有元のレアル・マドリードに復帰したノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(22)の「後継者としてふさわしい存在と見ている」。今夏に完全移籍での獲得を目指しており1500万ユーロ(約19億円)の移籍金を準備。「Rソシエダードはイ・ガンインのクオリティーを把握している」と本気度は高い。

同クラブは以前から日本代表MF久保建英(19=ビリャレアル)を高く評価して狙っていたが、現在は「イ・ガンイン以外の話はしていない」。ともに不遇の時を過ごしている日韓の至宝だが、イは理想的な移籍に成功するかもしれない。

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