【新日本】「ジ・エンパイア」怒りの大暴走! オーカーンのTTDで天山を担架送り

天山(手前)にTTDを食らわせるオーカーン

6日の新日本プロレス東京ドームシティホール大会で、猛牛・天山広吉(49)が「ジ・エンパイア」の襲撃を受け担架で搬送された。

天山はこの日、小島聡(50)、辻陽太(27)と組みウィル・オスプレイ(27)、グレート―O―カーン、ジェフ・コブ(38)組と対戦。オーカーンとモンゴリアンチョップの応酬を繰り広げるなど奮闘したが、最後は孤立した辻がエンパイアの合体式オスカッターに沈みチームは敗戦を喫した。

さらに試合後のリング上では、1月4、5日東京ドーム大会で3人が全敗に終わったエンパイアが、そのうっ憤を晴らすかのような大暴れ。天山はオーカーンのモンゴリアンチョップを浴びると、掟破りのTTDでマットに突き刺されてしまう。なおもリンチを受け続けた天山を守ろうとした小島までオスプレイのヒドゥン・ブレイド(スライディング式バックエルボー)でKOされてしまった。

エンパイアが去ったリング上でも動けない天山は、首を固定された状態で担架に乗せられ退場。無念の相棒の思いを代弁するかのように小島は「何がエンパイアだ。これがお前らのやり方か。こんなことしていいと思ってるのかよ。今、どんな思いして運ばれたか分かってるのかオイ。いい加減にしろよ、マジ、コノヤロー!」と憤りをあらわにしていた。

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