大谷がMLN公式サイト「新しい希望となる30選手」に選出 投打の躍動に期待

投手での活躍も期待される大谷(ロイター=USA TODAY)

米大リーグ機構(MLB)公式サイトは5日(日本時間6日)に「2021年の新しい希望となる30選手」という特集記事を掲載した。各球団から1人を選出するもので、エンゼルスからは今季の二刀流完全復活を目指す大谷翔平投手(26)だった。

「大リーグで彼ほどリセットボタンを押したい選手はいない」と紹介。「二刀流のスターは、2020年、打撃では44試合で打率1割9分、7本塁打、24打点。先発登板は前腕部の故障により2試合にとどまるなど、投打両方で苦戦した。18年に(右ヒジの)トミー・ジョン手術を受け、腕についてはここ数年心配事も多いが、エンゼルスは大谷を打者のみにコンバートする予定はまだない」と二刀流継続を後押しした。

さらに「マドン監督は(昨年)12月のオンライン会見で21年シーズンは大谷を含めた6人先発先発体制でいくと話した。彼のリハビリは順調に進んでおり、スプリングトレーニングにはフルの強度で臨めるだろう」との見通しを伝えた。

今季こそ、大谷が投打で躍動する姿を見ることができるか。

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