全国高校サッカー選手権の準決勝が９日に埼玉スタジアムで行われ、前回大会準優勝の青森山田（青森）は矢板中央（栃木）を５―０で下し、決勝進出を決めた。
前半１６分に左サイドを抜け出したＭＦ安斎颯馬（３年）が豪快にネットを揺らして先制に成功すると、同３５分にはロングスローからＤＦ藤原優大（３年）がクロスを頭で合わせて、２―０で折り返した。
後半に入っても、青森山田の勢いは止まらない。同１分に安斎がこの日２点目を決めると、同５分にはＦＷ名須川真光（２年）も追加点をマーク。さらに、同２９分にも安斎の一撃がさく裂。見事ハットトリックを達成した。
対する矢板中央も最後までゴールへ迫ったが、得点を奪うことはできず、無念の準決勝敗退となった。
青森山田は１１日の決勝戦（埼スタ）で山梨学院戦と対戦。２年越しのリベンジまであと１勝となった。
