10日のノア・後楽園ホール大会で、GHCジュニアヘビー級王者の原田大輔(34)が大原はじめ(36)を下しV2に成功した。
試合は原田のパワーと大原のスピーディーな関節技が激突する一進一退の攻防となったが、連続攻撃をすべて見切ってから片山ジャーマンホールドで強引に押さえ込み。一度は2カウントで返されたが巧みに体を入れ替えて再び片山ジャーマンホールドで文句なしの3カウントを奪った。
試合後は「やっぱ強いです、あいつは。でも、まだまだ負けたくないから。ノアジュニアの時代をつくっていくために負けたくない」。さらに大原と同じフルスロットルのメンバーで元W―1クルーザー級王者の吉岡世起(33)から挑戦表明され「あいつとは無観客でやってたころにシングルで20分やって(引き分けで)決着がつかなかったんで。あいつが来たのは願ったりかなったりですよ」と舌なめずりした。