大相撲初場所2日目(11日、東京・両国国技館)、自身初の綱取りに挑む大関貴景勝(24=常盤山)が幕内大栄翔(27=追手風)のはたき込みに屈して初日から2連敗を喫した。
取組後は「明日、集中してやっていきたい。あと13日間あるので」と自らに言い聞かせるように話した。まさかの連敗で、横綱昇進の条件となる「優勝」は早くも〝黄信号〟が点灯した。
NHKの大相撲中継で解説を務めた荒磯親方(34=元横綱稀勢の里)は、放送の中で「(優勝した)先場所の圧力がほとんどかかっていない」と大関の〝異変〟を指摘していた。