沖縄で新たに27人コロナ感染 米軍関係は19人

 沖縄県は12日、新たに10歳未満から80代までの27人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。前日より14人少なく、20人台は今月3日以来だが、3連休明けで検査数が少なかったためとみられる。米軍関係者は19人の感染の報告があった。

 新規感染者のうち、感染経路が分かっている人は13人。内訳は会食・飲食が1人、家族関係が6人、職場関係が2人、友人・知人関係が3人、その他1人。居住地別の内訳は、最も多かった那覇市が12人、浦添市が5人、石垣市が4人、名護市、うるま市、沖縄市、宜野湾市、中部保健所管内、宮古島市が各1人だった。

 県が警戒レベルを判断する7指標のうち、療養者数(548人)と直近1週間の合計新規感染者数(432人)は引き続き第4段階の感染蔓延(まんえん)期にある。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は31.44人で全国12位。

 米軍関係は、キャンプ・ハンセンが6人、キャンプ瑞慶覧が5人、嘉手納基地、普天間飛行場、牧港補給地区(キャンプ・キンザー)、キャンプ・シールズがそれぞれ2人だった。

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