野母崎から脇岬へ 気象観測所を移設 20日運用開始

 長崎地方気象台は12日、長崎市野母町の野母崎地域気象観測所を同市脇岬町に移設すると発表した。これに伴い、観測所の名称は「野母崎」から「脇岬」に変わる。新観測所の運用開始は20日。
 同気象台によると、長崎海洋気象台(当時)が1974年に風速などを観測する機器を設置して以降、野母崎で気象観測が続けられてきた。将来的な機器更新の可能性などを見据え、より土地が広い脇岬に移設する。県内では過去に島原市内の観測所も移設されている。

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