【J1鹿島】攻守の要・MFレオシルバがコロナ陽性 ブラジルに帰国中に嗅覚異常

J1鹿島は15日、ブラジルに帰国中のMFレオシルバ(35)が14日に新型コロナウイルス陽性の判定を受けたと発表した。

レオシルバは9日に発熱し、10日に嗅覚異常など症状を訴え、11日に抗原検査、PCR検査を受けていた。現在は嗅覚異常はあるものの、食欲不振などの症状はなく、自宅で静養して体調回復に努めているという。

現在、日本は緊急事態宣言の発令に伴い、全世界からの外国人の新規入国を停止。鹿島側は今後の来日スケジュールについて「本人の健康状態も含めて適宜、総合的判断に基づいて決定する」としているが、キャンプなどシーズン前に合流するのは極めて難しくなった。中盤の底を支え、攻守の要となるレオシルバの不在で、チームは戦術や戦略の再考を余儀なくされそうだ。

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