横浜DeNAの三浦大輔監督(47)が16日、横須賀市の2軍施設「DOCK」で行われた新人合同自主トレーニングを視察し、ブルペンで投球練習したドラフト1位の入江大生(22)=明大=と同5位の池谷蒼大(21)=ヤマハ=の両投手を「力がこもっていた。この時期にしてはいい球を投げていた」と絶賛した。
捕手を立たせたまま、スライダーやツーシームを交えて31球を投じた右の入江は「(監督が)気になって7割くらいのはずが8~9割の力で投げてしまった」。それでも三浦監督は「バランスが良い。もう捕手を座らせてもいいくらい勢いがあった。ドラフト1位の球」と高評価を与えた。
35球を投げた左の池谷は「アピールしたい気持ちと緊張はあったが、いつも通り投げられた」。指揮官は昨年11月の都市対抗大会で3者連続三振と好投したピッチングをテレビで見ていたといい、「きょうも切れのあるボールだった」と満足そうだった。