17日の中山競馬10レース、ジャニュアリーS(4歳以上オープン、ダート1200メートル)は、3番人気のリュウノユキナ(牡6・小野厩舎)が2着に6馬身差をつけて圧勝。鞍上の現役最年長ジョッキー、柴田善臣騎手(54)は、昨年11月21日=東京4Rのパドックで落馬負傷(左第5中骨骨折)してから、今週復帰したばかり。これが今年の初勝利となった。「これまでいろいろやってきたけど、この年になってようやく競馬を覚えきたね。今日は感じ良くいけたし、これで馬も自信がつくんじゃないかな」とパートナーをたたえた。
リュウノユキナは昨年も年始初勝利(1月13日=中山・初春S)を決めたパートナー。相性バッチリなのは間違いない。久々の自身の勝利についてベテランは「これからも馬の邪魔をしないようにやっていきます」とらしいコメントで締めた。