リモートでパパ、ママに披露 小1、2年の英語劇 九州文化学園小中

ウェブカメラに向かって英語劇を披露する子どもたち=佐世保市、九州文化学園小中学校

 長崎県佐世保市花園町の九州文化学園小中学校(百津眞人校長)で16日、英語劇のリモート発表会があり、小学1、2年の児童37人の演技の様子が保護者にライブ配信された。
 同校はICT(情報通信技術)教育に力を入れており、特に新型コロナウイルスの影響で遠隔授業などの必要性が高まった昨年以降、質の高い映像や内容の提供に取り組んでいる。
 教員約10人がパソコン5台とウェブカメラ3台、ビデオカメラ1台を準備し、1年生が「大きなかぶ」、2年生は「ピーターラビット」の英語劇を発表。劇が終わると、子どもたちは笑顔でカメラの向こうの保護者に手を振っていた。
 2年のエベレット・リタ・菫(すみれ)さん(7)は「見てくれてありがとう、という気持ちを込めて手を振った」と話した。

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