和解協議求め 3回目上申書 諫干請求異議差し戻し審 漁業者側

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 国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門確定判決を巡り、国が開門を強制しないよう漁業者に求めた請求異議訴訟差し戻し審の進行協議が20日、福岡高裁であった。漁業者側弁護団は同日、紛争の早期解決に向け、和解協議の開始を求める3回目の上申書を同高裁に提出した。
 上申書では、「さまざまな立場の関係者がバランスよく参加するならば、一堂に会して話し合うことがあってもいい」とした江藤拓前農相の発言について、野上浩太郎農相が昨年11月、同様の認識を国会で示した点を強調。その上で「国にとっても和解協議を現実の選択肢とせざるを得ない」とし、同高裁の主導的な和解協議の設定を求めた。