欽ちゃん&香取慎吾の「第98回全日本仮装大賞」は無観客で開催

日本テレビ系では2月6日に、萩本欽一と香取慎吾が司会を務める「欽ちゃん&香取慎吾の第98回全日本仮装大賞」(午後7:00)を放送する。

1979年にスタートした同番組は、一般視聴者が参加して仮装のアイデア競うバラエティー。今回はコロナ禍での開催となり、98回目にして史上初めて無観客での収録に。出場者・出演者・制作スタッフの健康と安全を第一に考え、1人で行う作品と、同居する家族だけの作品募集となった。番組では、予選を勝ち抜いた25組が仮装を披露し、優勝賞金100万円の獲得を目指していく。

審査員は、梅沢富美男、柴田理恵、檀れい、花江夏樹、藤田ニコル、飯尾和樹(ずん)、松丸亮吾、宮路美穂(報知新聞記者)、岩田絵里奈(日本テレビアナウンサー)、梶原比出樹(仮装大賞優勝8回のレジェンド)が務める。

緊急事態宣言前の昨年末に行われた収録で欽ちゃんは、「お客さんなしは今までやったことがないけど、いざやってみたら、これはこれで意味のあるものだった。見ているだけで幸せ」としみじみコメント。香取は「応援の方々も含め、家族の魅力を感じながらみんなで見てください!」とアピールした。

応募での制限がある中、出場者は、今まで以上のパフォーマンス力を発揮。1人ネタでも達人も勢ぞろいした。出場52回目で今回も1人で挑戦する三井さんは、指の関節を使った仮装を。また、毎回ミュージカル作品を団体で挑戦する指導者の先生は、今回は1人でミュージカル仮装「不思議の国のアリス」を披露。場面展開の速さは必見だ。

ほかにも、大ヒット中の「鬼滅の刃」主人公・竈門炭次郎が一瞬で変身。世界大会で優勝経験のあるポールダンサーが、1人で映画の名場面を仮装で再現。1人でやっているとは思えない「早押しクイズ決勝」の工作力、最年少5歳の女の子が家族でマジックに挑戦、最高齢70歳ご夫婦の「花さかじいさん」など、想像を超えるハイクオリティーな作品から、家族愛を感じる作品まで、25組の思いの詰まったパフォーマンスは必見だ。

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