がんばりすぎたときはスヌーピーがオススメ。心のコリもとれる一冊

朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『SNOOPY COMIC ALL COLOR 70’s』

週末の読書にスヌーピーのコミックはいかがでしょう。日曜日の新聞に連載されたサンデー版の「PEANUTS」です。ちょっと昔の愉快なスヌーピーたちのエピソードで、日頃の疲れをとってくださいね。

SNOOPY COMIC ALL COLOR 70’s
著者:チャールズ・M・シュルツ/訳:谷川俊太郎
出版社:KADOKAWA

がんばりすぎているときは、スヌーピーの本でちょっとひと息。いくつかのエピソードを読むだけで、心がふっと軽くなります。

チャーリー・ブラウンが結婚したいのは「かわいそうな、かわいい坊や」と呼んでくれるような人。もしぼくが疲れたりがっくりきたりしたときは、寄り添って耳にキスしてささやいてほしい。「かわいそうな、かわいい坊や」って。でも、それを聞いたペパーミント パティに「そんなこと起こりっこないわ!」と言われてしまう。チャーリー・ブラウンが呆然としていると、スヌーピーが「かわいそうな、かわいい坊や!」とキスしてくれる。このエピソードが大好きです。

1950年に新聞連載が始まって以来、50年間もシュルツさんが描き続けた「ピーナッツ」。本書では1970年代のサンデー版の作品から90本を収録しています。1970年はスヌーピーの大親友ウッドストックが正式に名付けられた年でした。連載コミックを読んでいた人たちは、最初、この小さな鳥にどんな印象をもったのでしょう。当時の読者に聞いてみたい気がします。

サンデー版のコミックはコマ数も多く、にぎやかな雰囲気が楽しくて気持ちが浮き立ちます。スヌーピーでお疲れさま。今日の心のコリもとれる一冊をどうぞ。

ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ

「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。

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