ヤクルト・中村が絵馬に込めた思い「自らに打ち克つ」

波上宮で絵馬を見せる中村(右)。左は高津監督

昨年の悔しさのすべてを今年にぶつける。ヤクルトの中村悠平捕手(30)が31日、高津臣吾監督(52)とともに沖縄県那覇市の波上宮で参拝した。昨年は開幕戦でケガをするなどして29試合の出場で打率1割7分5厘、3打点だった。

中村は絵馬に「自らに打ち克つ」「相手に勝つ」「コロナに負けない」と書き込んだ。「自らに打ち克つ」は勝の字ではなく、克にしたのは「(昨年の)自分を払拭する」の意味を込めたという。燕の扇の要は「今年一年しっかりと試合をして、結果残せるようにしたい」と巻き返しを誓った。

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