ヴィラス・ボラスが公の場で辞意表明…補強巡りマルセイユ上層部と対立

マルセイユのアンドレ・ヴィラス・ボアス監督は、補強に不満を示し辞表を提出したようだ。

今冬の移籍市場最終日にマルセイユは、セルティックのオリビエ・ヌチャムと買い取りオプション450万ポンド(約6億円)が含まれたローン契約を締結した。しかしRCランス戦前会見に出席したヴィラス・ボアス監督は、「クラブのポリシーに同意できないから、私は辞表を提出した」と発言。「マルセイユからお金が欲しい訳ではない。何かかが欲しい訳ではないんだ。だがマルセイユは市場最終日にヌチャムを獲得した。彼は私が断っていた選手だ」と主張している。ヴィラス・ボアス監督は先月にもシーズン終了後の退任を公言し、クラブからベンチ外処分を受けたばかり。今回の件でもはや関係修復は不可能のようだ。

ヴィラス・ボアスが辞表を提出※写真 Eurasia Sport Images

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