米プロバスケットNBAワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビール(27)が3日(日本時間4日)、マイアミ・ヒート戦で〝神様〟超えのNBA新記録を達成した。
試合は103―100でウィザーズが勝利。八村塁(22)は35分18秒出場して、11得点、9リバウンドと5アシストだった。
大記録が生まれたのは第3クオーター(Q)の残り2分。ビールはこの日25得点目となるゴール正面からのスリーポイントシュートを決める。
これでビールは今シーズン開幕から出場した17試合すべてで25得点以上をマーク。開幕から連続25得点以上の記録としては、マイケル・ジョーダン氏(57)が1988~89年シーズンに作った「16試合」を超え、1976年にNBAとABAが合併して以降の最長記録となった。
ウィザーズは10点前後のビハインドが続く展開だったが、ビールは直後にもジャンプシュートを決めて77―76と逆転に成功した。
77―82から始まった第4Qは、ビールと八村がともに5得点するなどして逆転。ビールはこの試合で32得点を叩き出し、チーム史上2人目となる通算1万2000得点も達成した。