ギリシャ1部PAOKの元日本代表MF香川真司(31)の新天地デビューに称賛の嵐だ。
香川は3日(日本時間4日)に敵地で行われたギリシャ杯ラリッサ戦で後半18分から途中出場し、2―1の勝利に貢献した。
パブロ・ガルシア監督(43)は「我々は皆、彼をよく知っている。彼が望ましいレベルの競争に到達するために、一生懸命プレーしていることも知っている。彼のクオリティーは疑う余地がない」と約5か月半ぶりの公式戦ながら鋭い動きに高い評価を与えた。さらに「今日は香川のように良かった若い選手が何人かいた」と登用した若手を、香川を引き合いに出して称えた。
また、ギリシャ紙「メトロスポーツ」は「すぐにフィールドで存在感を発揮した。最初のボールタッチから経験豊富なMFはボールに語りかけていた。これは、彼の優れた技術と完璧なボールコントロールによって証明されている」と高く評価。「彼は独自の方法で〝マスター〟の役割を果たした。チームメートの若者に絶えず指示を与えていた」と司令塔として強力なリーダーシップを発揮したことも絶賛した。
次戦は7日に行われるリーグ戦のアポロン戦が予定されており、先発デビューで期待が高まる。