レアル下部組織の中井 現地紙の有望株ベストイレブンに最年少で選出

レアルのトップチーム昇格はあるか?

スペイン1部レアル・マドリードのフベニールB(U―18チーム)に所属するMF中井卓大(17)が、現地メディアが選ぶ同クラブの下部組織所属の有望株〝ベストイレブン〟に選出された。

中井は1月23日に行われたフベニールA(U―19チーム)のロスジェベネス戦に飛び級で招集され、ゴールを決めるなど活躍。トップチームデビューへの期待も高まっている。

そうした中、スペイン紙「アス」は名門の下部組織全体のベストイレブンを選出。「18歳から20歳までの黄金の未来。レアルマドリードの下部組織で際立ち、いくつかの名前はすでに将来が約束されているように思える。素晴らしい未来を夢見るイレブンをご覧あれ」と発表し、中井は最年少で唯一フベニールBから選ばれた。

本来は中盤を主戦場とする中井だが、攻撃的ポジションはどこでもハイレベルにこなせる能力が高く評価されており、4―3―3の左サイドのFWで選ばれている。

他の選出メンバーは、Bチームにあたるカスティーリャから、GKルイス・ロペス、DFサントス、DFチュスト、DFパブロ・ラモン、DFミゲル・グティエレス、MFアリバス、MFアントニオ・ブランコ、FWウーゴ・ドゥーロ、フベニールAからFWピーター・フェデリコ、MFダビド・ゴンザレスが選ばれた。

日本の〝ワンダーボーイ〟の現地での評価の高さが、改めて浮き彫りになったと言えそうだ。

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