PAOK香川真司、リーグ戦デビューで好連係見せた

PAOK香川真司(ロイター)

ギリシャ1部PAOKの元日本代表MF香川真司(31)が7日のアポロン戦で新天地でのリーグ戦デビューを果たした。

新天地初戦となった3日のギリシャ杯ラリッサ戦で上々のプレーを見せた香川。この日もベンチスタートとなったが、1―1の後半17分からFWクリストス・ツォリス(19)に代わって投入されてリーグ戦デビューを飾った。

トップ下に入った香川は得意のドリブルで突破を図ったり、高いキープ力でPAOKに攻撃のリズムを作り出す。また、普段から練習で息の合ったプレーを見せているエジプト代表MFアムル・ワルダ(27)との好連係から相手の守備陣を崩す場面もあり、周囲とのコンビネーションも高まっていることをうかがわせた。その後両チームがともに得点を奪って試合は2―2と引き分け、下位のアポロン相手に勝ち点3を逃す結果となった。

PAOKの次戦は10日にギリシャ杯のラミア戦が予定されており、徐々にコンディションを上げている香川の先発デビューへ向けて期待が高まる。

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