サウサンプトン移籍の南野拓実 英メディアは「来季はリバプールでレギュラー争いする」

ニューカッスル戦でゴールを決めて喜ぶ南野(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに期限付き移籍した日本代表MF南野拓実(26)に、英メディアが来季のリバプールでの活躍に太鼓判を押した。

リバプールから今季終了まで半年間の期限付き移籍でサウサンプトンに加入し、新天地デビューとなった6日のニューカッスル戦でいきなりゴール。改めて実力を証明したことで、現地での評価もうなぎ上りだ。

リバプール専門メディア「エンパイアオブザコップ」は「南野はサウサンプトンでのキャリアを大成功のもとスタートし、非常によく努力している」と称賛したうえで、移籍の経緯と今後の展望を特集した。

リバプールでは激しいレギュラー争いの中でなかなか出場機会を伸ばすことができなかったが「サウサンプトンへの短期ローンにより、プレミアリーグレベルでの試合時間が長くなった」と新天地での初戦でフル出場したように今後も重用されることが確実だと同紙は予想。「レッズ(リバプールの愛称)がオプションを全面的に拒否したことは、クロップ監督がアンフィールド(リバプールの本拠地)での南野の将来をまだ見ていることを示している」とリバプール側が南野を今後の戦力として計算していると分析した。

サウサンプトンで実戦経験を積むことで成長が期待できる。同メディアは「彼はリバプールに戻ってより良い選手になり、2021―22年シーズンにポジション争いで戦う準備ができている」と名門に復帰後はレギュラー争いに加わるとお墨付きを与えた。

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