【カーリング】ロコ・ソラーレが2連勝 世界選手権中止も藤沢「ベストを尽くすことが一番」

ショットを放つロコ・ソラーレの藤沢五月((C)JCA IDE)

カーリングの日本選手権2日目(9日、北海道・稚内市みどりスポーツパーク)、女子の1次リーグが行われ、平昌五輪で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレ(LS)は、富士急を12―10で下し、通算成績を2勝0敗とした。

スキップの藤沢五月(29)が「私たちの試合ではなかなかこういう試合はない」と振り返ったように、LSらしくない流れで試合が進んだが、要所で巧者ぶりを発揮。接戦を制し「我慢をし切れてたのがよかった。微妙な勝ち方だが、勝てばよしということで(笑い)」とホッとした表情を浮かべた。

今大会で連覇を果たせば、北京五輪の日本代表に選出される権利を獲得できる。その上で、世界選手権(スイス・シャフハウゼン、3月19~28日)で世界各国と出場枠を争う予定だった。しかし、世界カーリング連盟は8日に新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、世界選手権を中止すると発表した。藤沢は「残念な気持ちはある」としながらも「与えられた環境の中でベストを尽くすことが一番」と語った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社