PSG「ハーランド争奪戦」撤退でFWルカク獲得に方針転換

インテルで活躍するFWルカク(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が、去就が注目されるベルギー代表FWロメロ・ルカク(27=インテル)の争奪戦に参戦だ。

ルカクを巡ってはイングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティーが獲得に乗り出しているが、イタリアメディア「カルチョメルカート」が「PSGは、マンチェスターCとルカクとの契約レースに加わった」と報じた。

ルカクは2019年夏にインテルへ加入してから78試合で54ゴールと相変わらず決定力の高さを発揮。インテルとの契約は2024年夏まで残っているが、今夏の移籍を検討しており、攻撃陣の補強を進めるマンチェスターCが獲得に本腰を入れている。

そうした中でPSGはエースのフランス代表FWキリアン・エムバペ(22)の去就が不透明になっており、退団に備えて強力ストライカーの補強を模索。以前獲得に動いたノルウェー代表FWアーリングブラウト・ハーランド(20=ドルトムント)もリストアップしているが、多くのビッグクラブと激しい争奪戦になっており分が悪く、ルカクにターゲットを変更したようだ。

以前はイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドでエースとして活躍した大物FWがフランス初上陸となるか注目が集まりそうだ。

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