甲子園決勝のリベンジ! 中日・郡司「絶対打ちたかった」紅白戦で小笠原からタイムリー

紅白戦に出場した中日・郡司

中日の2年目・郡司裕也捕手(23)が9日の紅白戦に出場し、白組「5番・捕手」で先発出場。かつて2015年夏の甲子園の決勝戦で東海大相模のエース、仙台育英の4番として対戦して敗れた同学年の小笠原慎之介投手(23)から中前へ適時打を放った。

1点を追う4回二死二塁でフルカウントから小笠原の143キロ直球をはじき返した。7日のシート打撃では正捕手争いのライバル・木下拓とともに本塁打を放っており、この日も首脳陣へ打撃のアピールに成功。「僕は打撃でアピールし続けないと生き残れないので、これからもアピールし続けたい。慎之介から抑えられたら後で何を言われるか分からないので、絶対打ちたかった(笑い)」と状態も良く、口も滑らかだ。

一方の2回2安打1失点と制球を乱した小笠原は「あまり良くなかった。やってきたことができなかったので悔しさしかないが、次、投げるときはしっかり出せるようにしたい」と巻き返しを誓った。

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