大丈夫? 森喜朗会長の後任を決める「選考検討委員会」 委員長の御手洗冨士夫氏は85歳

御手洗富士夫氏

女性蔑視発言で東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の辞任を表明した森喜朗氏(83)から元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)への〝老々交代〟は回避されたが、後任を選定する選考検討委員会の委員長に就任する組織委の御手洗冨士夫名誉会長(キヤノン会長)は御年85歳だ。

同委員会は、男女比ほぼ半々とし、アスリート中心で国、都、JOC関係者らで構成される見通し。今回は検討委員会での人選を経て理事会の承認を得るプロセスになるだけに、御手洗氏の独断で後任会長が決まることはない。しかし、密室決定かつ83歳から84歳への会長交代が大きな批判を浴びたばかりとあって、早くもネットなどには御手洗氏の年齢はもちろん、森会長とのこれまでの関係性を指摘する声まで飛び出している。

果たして選考検討委員会は果たして組織委のピンチを救えるフレッシュな適任者を選ぶことができるのか。

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