1月31日にオーストリア1部ザルツブルクからドイツ1部ビーレフェルトへの移籍が決まったFW奥川雅也(24)が、15日(日本時間16日)のバイエルン・ミュンヘン戦で新天地デビューを飾る可能性が出てきた。
ドイツリーグ(ブンデスリーガ)の公式サイトは、バイエルン戦を控える奥川について「初めてベンチ入りするかもしれない」と言及。もともとバイエルン戦は7日に行われる予定だったが、大雪の影響で延期。ビーレフェルトのノイハウス監督はその試合でのベンチ入りを示唆していたが、デビューは先送りになっていた。
今回、バイエルンは11日にカタールで行われたクラブW杯決勝を戦ってから、長距離移動を挟んでの中3日という強行軍。しかも元ドイツ代表トーマス・ミュラー(31)が新型コロナウイルス陽性が判明したため、今節は欠場する。
ちなみに、奥川は昨年11月の欧州チャンピオンズリーグの1次リーグでザルツブルクの一員としてバイエルンと対戦し、2―6で敗れたものの1ゴールをマーク。波乱ムードも漂う一戦で奥川は同僚のMF堂安律(22)とともに王者から金星をもぎとれるか。