全国オンライン「むすび塾」 防災の思い 次世代へ 

 東日本大震災から3月11日で10年となるのを前に、オンラインで全国各地をつなぐ防災ワークショップ「むすび塾」が13日、開かれた。津波により宮城県石巻市の旧大川小で小学2年の弟=当時(8)=を亡くした東北福祉大4年の永沼悠斗さん(26)=石巻市=が語り部を務め、本県を含む全国で防災活動に取り組む高校生や大学生ら10~30代の11人が発表者として参加。震災の教訓を次世代へ語り継いでいくことを誓った。

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