14日の女子プロレス「スターダム」東京・後楽園ホール大会で、林下詩美(22)、ジュリア(26)、中野たむ、上谷沙弥(24)による4WAYバトルが行われた。
団体10周年記念大会(3月3日、東京・日本武道館)でワールド・オブ・スターダム王座をかけて争う王者・詩美と上谷、そして敗者髪切りマッチに臨むジュリアと中野のダブル前哨戦にもなった試合は、4者の意地がぶつかり合う大混戦に。最後は上谷がスワンダイブ式のフランケンシュタイナーで詩美から3カウントを奪った。
だがゴングが打ち鳴らされても、試合中に強烈な張り手合戦を繰り広げたジュリアと中野が激しくやり合う。勝ち名乗りを受けベルト奪取を宣言した上谷と、リベンジを誓った詩美がガッチリと握手を交わすも、にらみ合いが続く。
ジュリアはワンダー王座の白いベルトを掲げながら「武道館で丸坊主になるまであと2週間だな。昨日このベルトを防衛したから、防衛戦にしようかと思います。この
試合、女子プロレス史上最もやべえ試合にするから、見に来いよ」とアピールする。
対する中野は「私はもう覚悟ができてるから今は何も言うことがない。他のどの試合よりもやべえ試合にする自信がある。他のカードにもアンタにも絶対負けない!」と宣言。
これにより敗者髪切りマッチが同時にワンダー王座戦になることが決定的に。激しい火花を散らした両者はその後ノーコメントで会場を後にした。