巨人ドラ1・平内にバレンタインの〝苦い過去〟「最高1~2つ」

宮崎春季キャンプを打ち上げた巨人・平内

期待のルーキーが、沖縄行きの切符を手にした。巨人のドラフト1位ルーキー・平内龍太投手(22=亜大)が14日、宮崎春季キャンプを打ち上げた。

16日から沖縄・那覇で行われる一軍・二次キャンプのメンバーがこの日発表され、晴れて平内もリスト入り。それもそのはず、首脳陣から大きな期待を集める最速156キロ右腕は、プロ初実戦となった11日の紅白戦で1回無安打無失点と好投。最速146キロの直球と、余力を十分に残した投球で、底知れぬ伸びしろを感じさせる内容だった。

キャンプイン当初は表情に緊張の色も見えたルーキーだったが、一次キャンプを打ち上げ「やっぱり初めは緊張感があったんですけど、徐々にそういうのもなくなって、自分が思うように練習やプレーができました」と穏やかな表情で回顧。「ストレートに関してはある程度、今までの合同自主トレに比べれば安定して投げれるようになってきたので、そこに関しては成長というか収穫ですかね」と手応えを口にした。

そんな初々しさも残る好青年だが、バレンタインデーを迎えたこの日、過去の思い出などを聞かれると、意外にも「特にない」と即答。チョコレートは好物なものの「小学校くらいまでしかもらったことない。(最高で)1つ2つくらい」と、受け取った個数はやや控えめなようだ。一方で、母親からもチョコはもらっていたというが「いや、それはノーカウントです!」と、〝母チョコ〟の判定にはシビア。今季は新人ながら大車輪の活躍を見せて、来年の「2・14」には女性ファンから大量のチョコレートをいただきだ!

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