マヂカルラブリー M―1”上沼事変”を回想「親、兄弟はどんな目に遭ってるんだろう…」

「マヂカルラブリー」の野田(左)と村上

お笑いコンビ「マヂカルラブリー」(野田クリスタル=34、村上=36)が14日放送の読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝」に出演。上沼恵美子から一喝された2017年の「M―1グランプリ」を振り返った。

初めての決勝だった同年は10位。審査員の上沼から「好みやない!」「よう決勝上がれたな」「こっちだって本気でやってるちゅうねん!」などとキツいダメ出しを食らった。

この時のことを村上は「野田が先に楽屋戻ってて、僕はタバコ吸いに行ったんですよ。で、戻ってきて第一声ぐらいで『もう漫才できなくなったけど、どう?』って言われまして」と回想。

野田は「決勝でウケることはもうないなって思ったんですよ。この感じ。ってことはあとは何が残ってるだろう? コントをやるか、また大宮(劇場)で頑張るかとか」と振り返り「M―1はこの日で終わったと思いましたね」と苦悩を語った。

司会の陣内智則は「上沼さんにボロカス言われたっていう〝名刺〟ができたやん」とフォローしながらも「でも、本人は思えないやろな」とコメント。

これに頷いた野田は「俺(次の日)歩けなかったです、ほんとに。どういう目で見られてるか分かんないし。あと、親、兄弟はどんな目に遭ってるんだろうとか考えちゃって」と明かし「傷は深かったですね、あの時は。顔青ざめて何も耳に入ってこなかった。そういうアドバイスも誰か言ってたと思うんですよね。『おしかったよ』とか。耳に入ってこないです」と〝恐怖の一日〟を追想した。

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