橋下徹氏 森会長→川淵氏の“密室政治”批判をバッサリ「世の中が現実を知らなさ過ぎる」

橋下徹氏

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(51)が15日、フリーキャスターの辛坊治郎氏(64)がパーソナリティーを務めるニッポン放送「ズーム そこまで言うか!」に出演した。

女性蔑視発言で辞任した東京五輪・パラリンピック組織委員会・森喜朗会長(83)の後任問題について橋下氏は「川淵(三郎=84)さんが言われている批判は、手続きの問題でしょ。理事会の正式なプロセスがなかったというのなら、後で取り付けたらいいんですよ。世の中が現実を知らなさ過ぎる」と“密室政治”と批判する流れに苦言を呈した。

その上で「巨大な組織の人事をやるときに、まったくの白紙の状態でオープンにクリアにやるなんてあり得ないです。この人にしようと決めて、断られたらどうするんですか。ある程度決めておいて、手続きに乗せるもんです。大阪府知事、大阪市長(時代)の人事でも全部そうです。なのにワンマンおじさんたちがペラペラしゃべっちゃったのが大失敗」と苦笑い。公益財団法人である東京五輪・パラリンピックには透明性が求められているが、それでも“根回し”は必要との見解を示した。

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