「そのぎ茶」ロゴ入り マスク着用でPR 東彼杵町などに贈呈

「そのぎ茶」ロゴ入りマスクを着けた職員=東彼杵町

 JAながさき県央東彼杵茶業部会(尾上範幸部会長、92人)は、全国茶品評会蒸し製玉緑茶部門で4年連続日本一に輝いた「そのぎ茶」のロゴ入りマスクを製作した。東彼東彼杵町役場に200枚を贈呈。職員に身に着けてもらい、PRに役立てる。
 お茶の日本一を決める全国茶品評会では、同町の生産者が4年連続で蒸し製玉緑茶部門の日本一に選ばれた。県内外で「そのぎ茶」の知名度が上がっているが、本年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で試飲を伴うPRイベントがほとんどできなかった。
 同部会が感染予防を兼ねたPR方法としてマスク製作を発案。九州ワーク(佐世保市)が製造する既製品にロゴマークをプリントした白と紺の2種類を計650枚作った。ロゴは町が「そのぎ茶」のPRのため2019年にデザインを一新。大村湾や茶畑、夕日など同町の風景を青や緑、オレンジのストライプ模様で表現し、ポスターやチラシなどに活用している。
 町総合会館で9日にあった贈呈式で尾上部会長は「そのぎ茶PRの絶好の機会を生かせず心配していた。町民と接する機会が多い職員に活用してほしい」と岡田伊一郎町長にマスクを手渡した。
 マスクは他に、同部会員や町茶商組合、JA東そのぎ支店に配布する。

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