元イングランド代表・コール氏がメッシ獲りの危険性訴える「情熱持ってプレーしていない」

メッシのバルセロナはパリSGに大敗した(ロイター)

イングランドプレミアリーグのチェルシーなどで活躍した元イングランド代表MFジョー・コール氏(39)が、マンチェスター・シティ(イングランド)によるスペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)獲得の危険性を訴えた。

メッシはパリ・サンジェルマン(フランス)との欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦(16日)でPKで先制点を挙げたが、チームを勝利に導けなかった。フランス代表FWキリアン・エムバペ(22)にハットトリックを許すなど1―4で大敗。そんな中、英紙「デーリー・メール」は、コール氏が英放送局「BTスポーツ」で語ったメッシの懸念を伝えた。

コール氏は「彼は天才であり、私がこれまで見てきた中で最も偉大な選手。それだけに元選手として批判するのは本当に難しいが、今夜の彼は情熱を持ってプレーしているようには見えなかった」。また同氏はマンチェスターCが今夏の獲得を狙っているとされる状況にも触れて「今日のような覇気のないプレーするメッシ獲得は、ギャンブルでしかないだろう。獲得するならば、事前にしっかり調査する必要がある」と指摘した。

これはマンCだけでなく、同じくメッシ獲得を狙うパリSGにも当てはまることだろう。今季は開幕前の退団騒動を経て残留を選んだが、やはり心からバルセロナでのプレーに集中できていないのだろうか。

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