神奈川県綾瀬市と県、中日本高速道路は17日、整備を進めてきた東名高速道路・綾瀬スマートインターチェンジ(IC)を3月31日正午に開業すると発表した。
同ICは同市小園に2013年度に着工、当初は18年3月の開業を予定していた。一部用地の買収が難航して2度にわたって延期され、21年夏とされたが、作業手順の見直しなどで工期を短縮できたという。
交差する県道42号から出入りし、利用は自動料金収受システム(ETC)搭載車限定。横浜町田ICと厚木IC間に位置し、周辺地域の利便性向上などの開業効果が期待されている。
新型コロナウイルスの感染拡大に配慮して開業式典は行わないという。