【新型コロナ】神奈川県所管域で3人死亡19人感染 療養後の男性も自宅で倒れ

神奈川県庁

 新型コロナウイルスを巡り、神奈川県は16日、県所管域で90代~40代の男性3人が死亡し、新たに10歳未満~80代の男女19人の感染が確認されたと発表した。

 亡くなった横浜市の40代の男性は、1月31日に自宅療養の期間が終了したが、今月10日に自宅で倒れているのを同居する家族が発見。胸部のコンピューター断層撮影装置(CT)で肺炎像があり、死因は新型コロナと診断された。男性には既往症があったといい、県は健康観察では体調に問題はなかったとしている。

 ほかに亡くなった横須賀市の90代男性はクラスター(感染者集団)が発生した同市内の高齢者福祉施設の利用者で、秦野市の90代男性はクラスターが発生した秦野赤十字病院の入院患者だった。

 19人のうち、中等症が1人でほかは軽症か無症状。13人が感染経路不明という。年代別では、40代が4人、20代と50代が各3人、10歳未満と10代、30代が各2人、60代、70代、80代が各1人。

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