小池VS丸川 因縁の〝仁義なき戦い〟再び 関係者「2人だけ英語で張り合ってた」

“犬猿の仲”の丸川氏(左)と小池氏

因縁の対決が再燃か――。

橋本聖子五輪相(56)が、東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長就任を受諾する意向を示したことで、橋本氏の後任人事に関心が集まっている。

「大臣は公益財団の役員の兼職を禁じられているため、橋本氏は五輪相を辞任する方向です。となると、後任には、丸川珠代参院議員の再登板となる公算が大きい。何といっても本番まで時間がない。丸川氏は一度経験しているので、勝手がわかっていますから」とは永田町関係者。

そんな刻一刻と変わっていく状況に注視しているのは、何も国民だけではない。小池百合子東京都知事(68)も固唾をのんで見守っているようだ。

五輪関係者が明かす。

「小池さんと丸川さんは誰もが認める〝犬猿の仲〟。IOC(国際オリンピック委員会)と組織委の会合が行われたとき、発言を求められた小池さんが英語で話し始めると、続く丸川さんもわざわざ英語にしましたからね(笑い)。森喜朗会長をはじめ日本側幹部はみんな日本語で、もちろん通訳も入っているのですが、この2人だけ英語。IOC委員に存在感をアピールしたかったのでしょう。ただ、関係者からは『どんだけ張り合っているんだよ!』と突っ込まれていました」

2人の仁義なき戦いの火ぶたが、再び切られようとしている。

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