長崎県内3病院 コロナワクチンが到着

先行接種を実施する医療機関に届いたワクチン=諫早市永昌東町、諫早総合病院

 22日から新型コロナウイルス感染症ワクチンの先行接種を実施する長崎県内3病院に19日、米製薬大手ファイザー製のワクチンが到着した。
 諫早総合病院には午前10時半ごろ、2340回分(390瓶)が搬入された。ファイザー製ワクチンは零下75度前後で保管する必要があり、超低温冷凍庫「ディープフリーザー」に移された。午後に医師ら18人を対象にシミュレーションとして接種し、手順を確認した。同病院では約600人が接種を予定。1回目を22~26日までに終え、接種から3週間空けて2回目を打つ。
 県内の先行接種対象者は、同病院と長崎医療センター(大村市)、長崎労災病院(佐世保市)の医師や看護師ら計約1100人。


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