昨季は大卒ルーキーながらベストイレブン入りを果たしたJ1川崎のMF三笘薫(23)が、Jリーグのシーズン到来を告げる「富士ゼロックススーパーカップ」のG大阪戦(20日、埼スタ)で2得点を挙げ、3―2の勝利に貢献した。
前半29分に先制ゴールを挙げると、その3分後には2得点目。今季もリーグ13得点を決めた昨季の活躍そのままにゴールを積み重ねていきそうだが、本人に満足感はなかった。
「2―0から2―2に持っていかれたのは反省点。自分としては得点以外は何もできなかった印象がある。失点したときは、相手に流れを持っていかれるシーンが多くなっていた。運動量の部分が減って、ボールに行かずに中に縦パスを入れられることが多かったので、前線の選手として守備で改善しないといけない」
さらなる進化を目指して精進を続けていく三笘には“2年目のジンクス”は関係ない。今季は川崎だけでなく、U―24世代の一員としての東京五輪だけでなくA代表デビューも確実視されるが、そこでも活躍を期待できそうだ。