【日曜日の絵本】きっとおいしい!自分でいちごを育てたくなる一冊

朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、日曜日の絵本

いちごの成長のようすを細密画で描いた絵本です。自然を身近に感じる一冊は、朝読書にもぴったりです!

いちご
作:荒井真紀
出版社:小学館

この本を眺めていると、風の音や土の匂いを感じます。いちごと同じように、太陽の光を思いっきり浴びて大きく背伸びをしたくなります。

作者は植物観察などの美しい絵本で知られる荒井真紀さん。この絵本では、いちごを植えたらどんなふうに育っていくかをていねいに描きます。根や葉が育って花を咲かせていくようすは、とても力強く生命力にあふれています。色も形も愛らしい実のなかに、たくましい力を秘めているのですね。

大好きなくだものの秘密がわかると、もっともっと好きになる。いちごがおいしいわけもよくわかります。

カフェボンボンでは荒井真紀さんの絵本を何冊もご紹介しています。こちらの本もぜひどうぞ。
『まどのむこうの くだもの なあに?』
『あずき』
『ひまわり』
『あさがお』

イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。

楽しいにちようびを。
Love, まっこリ〜ナ

「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。

*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/

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